こんにちは、院長の横山です。
今回は噛むことの重要性についてお話しします。
みなさんは食事をする際、よく噛んで食べていますか?
噛むことには大切な役割がたくさんあります。今回はその一例を紹介します。
◆肥満防止
よく噛むと脳が刺激され、満腹中枢が働くので食べ過ぎによる肥満を防ぐことができます。
◆味覚の発達
よく噛むと唾液がよく出るのと、食べ物が細かくなり表面積が増すため、食べ物の本来の味を感じることができます。
◆言葉の発音がはっきり
よく噛むことで口の周りの筋肉も発達し、正しい発音ができるようになります。
◆脳の発達
よく噛むことで脳が刺激され脳に流れる血液の量が増えるため、子供は脳が発達し、大人は物忘れを予防することができます。
◆歯の病気予防
噛むことで唾液がたくさん出ます。唾液には「自浄作用」と言って食べかすや最近を洗い流す作用があり、虫歯や歯周病の予防に繋がります。
◆胃腸快調
消化を助け、食べ過ぎを防ぎます。また胃腸の働きを活発にします。
これらのように、噛むことには様々な良いことがあります。
日本人の噛む回数や、食事時間は時代とともに減少していると言われ、その結果現代人は噛む回数が少ないので顎が昔の人に比べて小さいので歯並びが悪くなりやすいと言われております。
よく噛むことによりダイエット効果もあると言われており、噛むことで脳からヒスタミンが分泌され、満腹中枢を刺激して食欲が抑えられます。さらに、ノルアドレナリンが体内に多く分泌され、脂肪が燃焼されやすくなり、噛むことで腸の蠕動運動が活発になります。そして腸が良く動くことでカロリーを消費するのです。
目安としては1口20~30回噛むのが理想とされております。
さらに、よく噛むと小顔効果もあります。口の周りには表情筋がたくさんあります。噛む回数が増えると口周りの筋肉が活発に動き、フェイスラインの引き締め効果があります。
などなど一例の紹介となりましたが、様々な効果が見られるとされております。歯を多く残し、美味しくごはんを食べるために、毎日の歯磨きや、歯科医院での定期検診を受けましょう。
気になることがありましたらお気軽に「よこやま歯科」までご相談ください。